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腎不全から腎臓がんへ1

結果的にゾフィは腎臓がんでした。
腎臓は二つあります。
 だから早期発見して、癌に罹患した方を摘出すれば、その後、長生きする子もいます。
では、どの時点で気づいてやれたのか・・・
   私たちには、今もって分からないのです。
犬の腎臓がんは、がんに罹患した犬の中の2%だそうです。
  資料も少なく、後で調べてみても、よく分かりませんでした。

ここに書くことで、他の子の参考になればと、出来るかぎり書いておくことにしました。

思い返せば、最初の異変は太り始めたことかもしれません。
  スリムだったゾフィの体幹がぽっちゃりして、ウェストが無くなりました。
高齢になって新陳代謝が落ちたせいかと思い、食事を減らしたり、ダイエットフードにしたりしましたが、
効果なく、こんな体型になってしまいました。

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恐らく、腎臓の働きが落ちてむくんでいたのでしょう。
  しかし、この時点では、尿検査も血液検査も異常はありませんでした。

2015年夏ぐらいから、目が赤くなることが増えました。
  だんだんひどくなり、結膜炎から角膜潰瘍にまでなり、眼科を紹介され、ようやく治ったのは2016年1月でした。

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2015年11月2日、血尿。
 もともと、ゾフィは時々、血尿がありました。
 原因不明でしたが、いつもおとやんが出張の時だったので、心因性(ストレス性)と考えていました。
 ですから、この時も、「またか。でも、おとやん、出張していないし、どうして?」
と思ったぐらいで、重要視していませんでした。
 しかし、ここから1週間、断続的に血尿が続き、しかも痛がって呼吸が荒くなっていました。
 「どこかおかしい」「いつもとは違うのでは」
でも血液検査、尿検査、エコー検査、全て正常。原因が分からない。

そこで、「目が痛いことからくるストレス」「前立腺がかなり肥大しているせいかも」
ということで、消去法的に、目の治療と去勢を行いました。

前述したように目は治癒し、血尿も11月末には完全に無くなりました。

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2016年1月
年末より、きゃらの体調がかなり悪く、恒例にしていた初詣も行けませんでした。
元気だったゾフィに仮装させ、二人で初詣に行きました。

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なんとか10歳の誕生日をそろって迎えさせたい、という悲痛な思いは、実はきゃらに向けられたものでした。
それぐらい、この時期はきゃらが危機的でした。
家にWEBカメラを設置し、仕事に行っている間、おとやんと二人で、しょっちゅう見ていました。

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家には酸素室をレンタルし、幸い、きゃらは、酸素室が好きで、自分から入り、この中で寝てくれていました。
まさか、その後、この酸素室がゾフィ用になるとは、思いにもよらなかったのです。

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1月中旬、ゾフィの毛が大量に抜けました。
  以前、膿皮症になった時に同じようだったので、皮膚病の前兆かなと思っていました。
1月下旬 ゾフィの体に大きなニキビのようなものが出来始めました。
  診断は皮膚線種。良性の腫瘍で、放っておいても差し支えないとのこと。
  ネットで調べると、ゆっくり大きくなるらしいのですが、ゾフィは体中に出来た腫瘍が、あっという間にどんどん大きくなりました。

2月2日、ゾフィ10歳。
2月8日、きゃら10歳。

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この日をそろって迎えられたことは、本当にうれしかったです。
この頃、ゾフィは食欲も旺盛で、もりもりケーキを食べてくれました。

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2月15日 
ゾフィは、だれも教えたことが無いのに、トイレットトレーニングが完璧でした。
今まで、(わざとの時は別として)トイレ以外のところですることなどなかったのです。
それが、この日、朝起きると、じゅうたんの上に数か所、おしっこをしていました。
しかも、このおしっこ、色も臭いもない。水をこぼしたようなものでした。

ただただ驚いていると、多量に水も飲みます。
これはただごとではないと、すぐに病院へ。

血液検査の結果、腎臓の値が全て悪化していました。
しかもエコーをかけたところ、
「左の腎臓が、どこが腎臓か分からないほど、形が崩れています」
との衝撃的な告知。
「腎不全です。左は完全に機能を失なっています。右も半分以下しか働いていません」
と言われました。
血液検査で異常が出た時には、既に3/4が失われているそうです。
(これって、早期発見は無理ということなんでしょうか)
納得できず、もう1軒、行ってみましたが、結果は同じでした。

治療は、腎臓サポート食と毎日の点滴。
薬は活性炭と心臓病の薬(血行をよくします)。
腎臓は、一旦、機能しなくなると回復はしないので、これ以上、負担をかけないようにするしか出来ません。
腎臓は体の老廃物をろ過します。これが出来なくなるので、活性炭に老廃物を吸わせます。
そして、通常だったら1回のおしっこで10流れる老廃物が1しか流れないので、10倍のおしっこをさせなくてはならないことになります。
これを飲料で行うのは大変なので、点滴をするのです。

ゾフィは本当にいいこで、じっとしていてくれるので、おとやんが毎日、点滴をしました。
ゾフィは驚異的に我慢強く、聞き分けがいいので、病院でも何度も驚かれました。

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腎臓サポート食はまずいそうで、いろいろ取り寄せてみました。
一番、食べてくれたのが、ドイツのアニモンダ社の「INTEGRA」でした。
  これも食べない時には、これを水でのばし、ゲル状にして口に運びました。

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そんなことをしながらも、まだまだ元気で、お散歩はやめましたが、
(尿量が多すぎて、迷惑ですし)
毎週のようにジョイフルに行き、こうやって他の子と遊ぶ時には、楽しそうでした。
ゾフィは、本当にワンコ好きです。

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腎不全の子でも、腎臓サポート食をきちんと食べていれば、3年ぐらいは生きるとのこと。
実際、腎臓の検査結果は次第に正常値内になってきていました。
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天使の里

6月11日。
出棺だよ。

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ずっとつけていた迷子札を一緒に入れることにしました。
中身を変えて。

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眠っているみたいだよね。
相変わらず花が似合う。
  いつも、お散歩で花が咲いていると、おかやんは写真を撮った。
  ゾフィはため息ついたりしながら、それでもポーズを取ってくれたっけ。
ひまわりが似合ってる。
   でも、こんなポーズを作る必要はないんだよ。

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石狩の「天使の里」で、ゾフィはお空に帰りました。

ここ毎日、雨ばかりでしたが、この日は晴天。
  真っ青な空に、白い煙が昇っていきました。

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きゃらも一緒にお別れしたね。

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たくさんのお花をいただきました。
  たくさんの人が、最後のお別れに、我が家を訪れてくれました。
ゾフィはたくさんのブヒや人に愛されて幸せです。

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我が家は4人家族でした。
  一人欠けたことに慣れる日がくるのでしょうか。
元気いっぱいで、ききわけがよく、賢くて、思いやりのある子でした。
  我が家を守らなくてはならないと、いつもがんばっていました。
きっと今頃、「ぼくがいなくて、大丈夫でしゅかね」と思っているに違いありません。

ゾフィ、大丈夫じゃないから、いつでも帰ってきて、見守ってね。

ゾフィのこと・・・

みなさま
長く、ブログを放置していました。
この間、楽しいこともありましたが、老犬となった2ブヒにはつらいことも多くありました。

2015年11月。
それまで若々しく、元気いっぱいだったゾフィが血尿。
いろいろ調べるも、原因不明。
痛み止めなどで対処療法するうちに軽快。
年明けより、なんとなく散歩を嫌がるようになる。
2016年2月。突然の多飲多尿。
腎不全が判明。
3月7日。肺癌が見つかる。腎臓からの転移と思われる。

ゾフィは、雄々しく闘病を続けていましたが、
とうとう6月10日1:30、ばったりと、おとやんの腕の中に倒れ、虹の橋を渡りました。

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長くつらい闘病生活で、最後は目を見開いてなかなか閉じませんでしたが、私が2時間ほど抱っこしている間におだやかになってきました。

最後まで、とてもいいこでした。
我慢強く、いろいろなことに気を使い、がんばってがんばって、力尽きました。
ゾフィは私たちにとって、自慢の子でした。
やさしく、男気があり、正義感と勇気のある子でした。

もうこんな子に巡り合えることはないでしょう。

犬の腎臓がんはとても珍しいそうで、情報が乏しく苦労しましたので、
これから、闘病について、少しずつ書いていこうかと思います。

きゃらは、幸い、何度か命の危機がありましたが、今は、投薬もなく、元気にしています。
日々の様子は、インスタグラムで綴っています。
@charasophy で検索していただけると出てきます。


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